10月15日(水)


 銀行っていうのは、本当に勝手だね。
 借りたくもないときは「借りてください! お願いします!」を連呼し
て、いざお金を借りると必死に「積立金してください!」という。
 サブプライムローンの問題が発生したら、今度は貸し渋り。
 倒産寸前になれば、公的資金が注入される。

 やりたい放題だよね。
 うちは銀行からほとんどお金を借りないし、株はまず買わないから、
影響は全然ないんだけど、銀行って、人から借りたお金を他人に貸して、
その利子で食べている凄まじい企業だよね。

 午前8時。ふう〜っ。
 やっと『桃太郎電鉄KYUSHU』のテスト・プレイ前にすべての仕様書作り
が終了した。
 いつもは、テスト・プレイに入っても、クイズが完成していなかったり
したけど、今回はすべて入った。

 午前11時。近所の「スマート珈琲」へ。
 土居ちゃん(土居孝幸)と、待ち合わせ。

 私は、フルーツサンドイッチ。  土居ちゃんは、タマゴサンドイッチ。

 土居ちゃんと、来年以降の『桃太郎電鉄』シリーズをどうするか打ち 合わせ。 「いいですね。そのラインで行きましょうよ」 「でも、来年『桃鉄』は作らないってハドソンに言っちゃったから、ハ ドソンは『桃鉄』いらないかもよ!」 「そっか。ハドソンのことだから、どうなるかわからないね!」  午後0時15分。個人タクシーの宮本さんに迎えに来てもらって、京 都駅八条口へ。  きょう来るはずだったサザンオールスターズのベーシスト&ウクレレ 伝道師・カズ坊(関口和之)の代役である政府要人を駅まで迎えに行く。  関口和之くんほどの人物の代わりを務める重要な人間とは…。  井沢どんすけ〜〜〜!

 また、井沢どんすけかーーーい!  ほかに、いないんかーーーい! 「何だよ。井沢どんすけ! その格好は! ジョイマンみたいだぞ!」 「ララララー、ララララー! まことにすいまメーン!」 「そういう言葉は、しっかり覚えているんだから!」 「さくまサン! きょうはどこ行くんですか?」 「本当は、土居ちゃんと日本海のほうまで行こうと思っていたんだ」 「えーーーっ、日本海ですか?」 「でも、井沢どんすけがお昼に京都に到着するっていうから、予定を変 更して、『京都べたべたツアー』に変更した!」 「何ですか、『京都べたべたツアー』って?」 「実は、私の場合、京都のマンションはあくまでも仕事場のひとつだか ら、あまり観光地巡りをしない!」 「お寺とか、日記に全然出てこないですよね!」 「そこで、『京都べたべたツアー』と題して、金閣寺とか、銀閣寺に行 くのだ!」 「えへえへえへっ! 修学旅行以来だ!」 「そして、最後は…」 「予約の取れないお店の代表格・イタリアンのお店ですか?」 「イル・ギオットーネだ!」 「楽しみだなあ…」 「うまいぞ〜〜〜!」  午後0時45分。金閣寺へ。

 宮本さんが、金閣寺の説明をしてくれる。 「おっ! 宮本さんの本業の観光ガイドだ!」 「この金閣寺を建てはった足利義満さんの法名にちなんで、正式名称は、 鹿苑寺といいます。金閣寺は、通称…」 「へえ〜〜〜!」 「金閣寺でつこうてる金箔と金箔がひっつかんように間に敷いた紙が、 あぶらとり紙になって…」 「へえ〜〜〜!」 「井沢どんすけ! 修学旅行生レベルで驚くなよ!」

「井沢どんすけ! 金閣(舎利殿)の上の鳳凰は、手塚治虫さんがデザ インしたんだぞ!」 「火の鳥ですよね!」 「井沢どんすけ! 否定しろよ!」 「えへえへえへっ!」

 金閣寺は、修学旅行生と、外国人観光客が多かった。  この時期は中学生の修学旅行が多いのだそうだ。

 いつもは、金閣寺を池越しに見て、すぐ帰えるのだが、きょうはもう 少し先まで見に行く。

 しかし、天気がいい。  気温26度だって!  ジャケットを持って来ていたけど、宮本さんの車に置いてきて正解。  アロハ・シャツ姿なのに、汗ばんだよ。  金閣寺を見たあと、わらび餅の「宝泉」へ行くも、お休み。  せっかく井沢どんすけに、あのわらび餅を食べさせてあげようとおも ったのに。 「でも、さくまサン、ここ来たことありますよ」 「絶対ないよ、井沢どんすけは!」 「いや、でも…」 「おまえ、スカパーの『桃鉄の旅』で見たからだろ!」 「あっ。そうだ! えへえへえへっ!」 「スカパーの旅番組で、来た気になるなよー!」 「えへえへえへっ!」  いつも笑って誤魔化す男、ジョイマン・井沢どんすけ! 「それにしても、水曜日の京都は鬼門だ。三島亭も、ます多もお休みだ し、あぶり餅も、せせらぎすへらも、鍵善良房も、下河原阿月も、叶匠 壽庵も休みだ」 「何で、水曜休みが多いんですか?」 「京都は、観光立国だから、金土日にかけてくる人と、土日月にかけて くる人が多いから、当然水曜日がいちばんお客さんが少ないから、水曜 休みなんだ。デパートが昔から水曜日休みだからという説もある」 「井沢どんすけが、京都に嫌われているから?」 「そういうことにしておこう。ハハハ!」 「えへえへえへっ!」  午後2時。銀閣寺へ。

 観音殿は、ただいま修復中!  慈照寺観音殿は、銀閣寺のメインの建物なのになあ…。

「井沢どんすけ、やっぱり、おまえ京都に嫌われてるよ!」 「下品な男が見に来たからですかねー!」 「否定しろよ、井沢どんすけ! ハハハ!」 「えへえへえへっ!」

 ますます、いい天気。 「さくまサンがいると、本当によく晴れるなあ…」 「土居ちゃんと、井沢どんすけで、京都見物ってことは仕事になってな いから、雨でもおかしくないのにね」 「でもさっきから、さくまサン! 今朝スマート珈琲で決定した今後の 『桃鉄』の計画を、井沢どんすけに反応を聞いているじゃないですか!」 「そうか。それでこの天気か!」

 午後3時。一乗寺の「むしやしない」へ。

 お店に入ったとたん、私と土居ちゃんのことを、お店の人たちが覚え ていてくれた。  このお店も、スカパー『桃鉄の旅』で、紹介したお店だ。

「井沢どんすけ! ケーキ3品セット、注文してるのか?」 「いやあ、どれもおいしそうで迷ってたら、3個入りのセットがあった もんだから!」

「しかし、20年前ごま豆腐も知らなかった井沢どんすけが、食べ物で 転ぶような男になると思わなかったなあ…。  京都でおいしいものを食べるから来ないかといっても絶対来ない男だ ったからなあ…」 「井沢どんすけは、忙しくて来なかったんですか?」 「いや。基本はケチ!」 「えへえへえへっ! そ、そんな…」 「どけち光秀だから!」 「はっはっは!」 「井沢どんすけ! “どけち光秀”というだじゃれを考えたのおまえだ ろ! 自分のだじゃれで、笑うな!」 「えへえへえへっ!」  午後4時。『京都べたべたツアー』の最後は、京都大原三千院へ。  紅葉前なので、観光客が少ない。

「ええ〜っ! 土居ちゃん、三千院来るの生まれて初めてなの?」 「うん。来たことなかったよ!」 「私が10数年前、いまのマンションでなく、四条大宮のマンションの 頃、土居ちゃんとほとんどのお寺回ったとおもっていたよ」 「あの頃、よく関口和之くんと、いろんなお寺回りましたよね」 「まだ日記を始める前だ!」 「日記って、どこに行ってどこに行っていないか、検索で調べられるか ら、便利ですよね」  きょうは日中が暑かったので、三千院の紅葉直前の木々が、陽射しを 遮って、ひんやりしていて気持ちいい。  苔の庭が美しい。  たっぷり水を含んでいる。

 しかし、金閣寺、銀閣寺、三千院と、私の苦手な砂利道ばかり歩いて 来たので、足のふくらはぎが熱を持って、痛くなってきた。  奥の院まで行くのは、断念。  井沢どんすけが、妙に積極的で、奥の院までひとりで見に行っていた。  井沢どんすけ、40歳。  いまごろ青年期を迎える男…。  往生極楽院って、前に来たときなかったような。  船底天井の色彩は、ちょっとおもしろかった。  ここは撮影禁止。  お寺も10年ぐらい来ていないと、新しいものが出来ているんだね。  三千院までの参道も、昔はこんなにお土産品店はなかった。  でも京都のお土産屋さんは、もう少し、三千院なら、三千院限定の商 品を作ってほしいなあ。  清水寺に行こうが、嵐山に行こうが、売っているものがおなじすぎる。  午後5時30分。京都市街地に戻る。  井沢どんすけがホテルのチェックインをすませて、八坂の五重塔へ向 かう。 “どけち光秀”井沢どんすけは、5000円ちょっとの値段の安いホテ ルに宿泊。 「井沢どんすけ! おまえ稼いでいるんだから、もっと豪華なホテルに 泊まれよ!」 「泊まれれば、十分なんで…」 「そういうやつって、けっきょくお金つかわないで、税金の時期になる と、経費つかってないから、いっぱい税金で持っていかれちゃうんだよ」 「そーなんですよー! 去年いっぱい税金払いましたよー!」 「やっぱり。先読みの甘い男だ!」

 八坂の五重塔に続く長い緩やかな石畳に、ひいひい言いながら歩く私。  きょうはずいぶん歩いたからなあ…。  宮本さんが、後ろから私の背中を押す。 「あ、これ、楽だ。はっはっは!」 「ふー! やっと平地だ!」と私がいうと、前を歩いていた観光中の女性 2人のひとりがこっちを振り向いて、私の顔を見て驚く。 「さ、さくまサン!」 「えっ? ん?」 「角谷ですー!」 「あっ! みかチャン! 角谷みかチャンだ!」 「さくまサン! またばったり病?」 「土居ちゃん、何言っているんだよ。ファミコン版の『桃太郎伝説』から ずっと桃太郎のドット絵を描いてくれているハドソンの角谷みかチャンだ よー!」 「あっ! あの絵の上手い!」 「はっはっは! こんなところで会うなんて!」 「ハハハ! ハドソンの人たちに、笑われちゃうー!」 「はっはっは! 記念撮影しよう!」 「は、はい」 「では、はい、ポーズじゃなくて、込山、デブ〜〜〜! ハハハ!」 「込山、女にもてないー! ハハハ!」

「みかチャンは、京都観光?」 「料理屋さんの場所が見つからなくて…」 「どれどれ?」  宮本さんが、角谷みかチャンが持っているガイドブックを覗き込んで、 大笑いする。 「イル・ギオットーネ! いっしょや!」 「はっはっは! お店までおなじだ。よく予約出来たねー!」 「1ヶ月前に予約しました」  いっしょにお店まで行くことに。  あいかわらず、すごいばったり病だ。  でも、なんと! 角谷みかチャンは1ヵ月後にハドソンを辞めてしまう そうだ。  それで卒業旅行ならぬ、退職旅行だったのか。  私はすっかり札幌のハドソンまで行かなくなって久しいので、角谷みか チャンに会うのも10数年ぶり。  このままここで会わずに、角谷みかチャンがハドソンを辞めたら、20 年間のお礼も言えないところだった。  角谷みかチャン、20年間、桃太郎シリーズの絵を描いてくれて、本当 にありがとう! お疲れ様でした。  うれしいばったり病だ。

 4人席と、2人席に分かれたので、座席は遠くなってしまった。  それにしても、いやあ、びっくり。 「井沢どんすけ! おまえ知らない人だなあ…という顔してるけど、おま えも角谷みかチャンのこと、覚えているはずだぞ!」 「えっ? うそ!」 「『桃太郎伝説2』だったか、『新・桃太郎伝説』だったか。おまえが、 1セルの小さな人魚のおっぱいが小さいから、もっと大きくしてほしいと 言って、あきれられた旧姓・佐々木みかチャンだよ!」 「あーーー、あの人!」 「井沢どんすけ、いまからでも謝りに行ってこい!」 「まことにすいまメーン」 「きょうの井沢どんすけ、ジョイマンばっかり!」 「うほっ!」 「井沢どんすけ、どうした?」 「パンがあったかい!」 「いいお店は、自分のところでパンを焼くんだよ!」 「おいしーーーッ!」 「井沢どんすけ! 人の話を聞いてないじゃないか!」 「こんなおいしいパン食べたの初めてですよー!」

 料理のほうは、もっとおいしい。  でも、イタリアンなので、名前をしっかり覚えられない。 「手長海老だっけ?」 「オキャンピとか言ってましたよ」 「おきゃんぴー?」 「オキャンピ!」 「井沢どんすけ、スキャンティといえば…」 「『象さんのすきゃんてぃ』!」 「井沢どんすけ、週刊少年ジャンプとおにゃんこクラブから、話題離れ ろ!」 「えへえへえへっ!」  井沢どんすけの知識の90%は、週刊少年ジャンプから得たものだ。

「ハハハ!」 「どうした、土居ちゃん!」 「あまりにもおいしい料理って、笑うしかないね!」 「そんなに、気に入ったんだ!」 「この料理のおいしさは、すごいよ!」 「おいしいですよねー」 「あまりにもおいしい料理って、笑うしかないのと同時に、おいしいし か言えなくなるよね!」 「カズ坊、残念だったなあ…」 「井沢どんすけが代役だから、よけい悔しいだろうなあ…」 「これは、絶対悔しがる味ですよー」 「井沢どんすけ、おまえがいうな!」 「えへえへえへっ!」 「ダメだ。せっかくのおいしい料理を写メしても、真っ暗だ!」 「ほんとだ。真っ暗だね」 「フラッシュたくの失礼だしね!」 「嫁がいないから、デジカメじゃなくて携帯のデジカメしかない。こう いう料理はちゃんと嫁のデジカメで撮影すべきだったよ」 「さくまサン、奥さんはいまどの辺?」 「バルセロナのサグラダ・ファミリアに着いたというメールは来た」 「ガウディだ!」

“おいしい料理屋さんはデザートも、うまい!”  この格言どおり、デザートは抜群においしかった。  田中義剛さんの「お花畑牧場」で話題になった生キャラメルみたいな 塩キャラメルをつかったシュークリーム。  最後の最後までおいしかった。

「井沢どんすけ、これだけおいしい料理を食べると、もう思い残すこと ないだろう?」 「ええ。最高ですよ〜!」 「そこで改まって井沢どんすけに伝えないことがいけないことがある。 井沢どんすけは、次回の『桃太郎電鉄』のメンバーから外れてもらわな いといけない! いままでがんばってくれてありがとう!」 「エエーーーッ! これは送別会ですかあ!」 「ハハハ! うそ! うそ!」 「いやあ! おいしかった、おいしかった!」 「お腹いっぱいだー!」  最後はお店の人が「きょうは笹島シェフが東京で、お店に来れず、申 し訳ございませんでしたとお伝えくださいとのことでした」と、挨拶。 「いやいや。これだけおいしい料理いただいたので、十分満足です!」  午後9時30分。京都のマンションに戻る。  来月あたり、もう一度イル・ギオットーネに来たいなあ…。ハハハ!

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