2月14日(火)

 午前7時。花粉症で目が覚めた。
 今年も厳しくつらいこの季節がやってきた。
 例年より少ない予報とはいえ、皆無というわけではないのだろう。

 午前7時30分。温泉に入ってTBS『朝ズバッ』、フジ『とくダネ!』と、はし
ご。

 トリノ・オリンピックの日本勢、次々に敗退は仕方がないね。
 100分の1秒の差で4位とか、スタートまで8分間待たされたからだとか、テレ
ビで「たられば」を連発しているけど、我田引水すぎてあまり見ていて気持ちのいい
ものではない。
 オリンピックはやっぱり「参加することに意義がある」。
 参加できたアスリートたちはみんなすごいよ。
 素人とプロの差は月とスッポンだけど、プロフェッショナルはほんの紙一重なんだ
よね。
 素直に「みんな、すごい!」と言いたい。

 午前9時。仮眠。
 温泉で温まった身体のままぐっすり眠る快感を味わうために熱海の家に来ているよ
うなものだ。
 わずか1時間程度の仮眠だけど、8時間たっぷり寝たぐらいの熟睡度だ。

 午前11時30分。嫁と、MOA美術館へ。
 きょうはコートがいらないくらいの暖かさだ。

 熱海でいちばん有名な観光スポットであり、我が家は美術館への通り道沿いにあって、
家のすぐ上にあるのだが、いかんせん熱海の急坂。
 とても登って行くまでの気になれなかった。
 しかも熱海購入後3年目にして初めて行く。
 タクシーで。
 もちろんワン・メーターだ。

 受付でチケット(ひとり1600円!)を買って美術館に入ると、待ち受けていた のは、長大で急なエスカレーター。  しかもすっぽりドーム状に包まれた閉所。  高所恐怖症で閉所恐怖症で女性恐怖症?の私にこのエスカレーターは厳しい。

 何とかガマンしてエスカレーターを登り終えたら、またエスカレーター。  まさか次もエスカレーターであるまいとおもったが、またしてもエスカレーター。

 もう二度とここを訪れることもないな…とおもいつつ、本館にたどり着くが、また してもエスカレーター、次もまたエスカレーター。

 まだ山の斜面を登って行くためのエスカレーターだから我慢できたが、これが細い 塔を登って行くためのエスカレーターだったら、途中で名誉の撤退を敢行していたに 違いない。

 ようやく本館1Fに到着。  いままでのエスカレーター部分は、地下だったのか。  えっ? 本館3Fから入館も可能だったの?  タクシーの運転手さん、何も言わなかったぞ!  最初から3Fに来たかったよーーー!  でもこれで帰り道の急なエスカレーターの心配をせずに展示品を見れるようだから ひと安心。  レストラン「桃山」へ。  MOA美術館に来た理由のひとつは、このレストランの料理がおいしいと聞いてい たから。  美術館とか、博物館でおいしい料理が食べられるなんて聞いたことがない。  昔から片栗粉の強いカレーと、虚弱なハンバーグが待っているイメージしかない。  いきなり食券で買うのはいただけないが、メニューに玄米ランチとか、麦とろ定食、 ひりゅうず定食といった変わったものがあった。  私も嫁も、ひりゅうず定食。  いわゆる「ひろうす」の定食。

 なるほど、ご飯もおいしいし、ポン酢とタルタルソースで食べる趣向は二度おいし くいただけるなかなかのものだ。  ただし、味噌汁が典型的な博物館の味噌汁の味なのが残念。  でも評価できる味だ。

 食後、展示品を見る。  噂には聞いていたけど、ものすごい美術品の数だ。  いまの時期だけ、尾形光琳の『紅白梅図屏風』が展示中なので来たこともある。  あの教科書にも載っている有名な屏風図だ、  ほかにも野々村仁清作の『色絵藤花文茶壺』など国宝や重要文化財がいっぱい。  あの豊臣秀吉が作らせた移動式の「黄金の茶室」の復元も見事。

 前に京都伏見城で本物(復元だったのかな?)を見たけど、あのときよりキンキラ キンに見えず美しく感じたのは、展示の仕方か。  午後1時。熱海銀座の「ナチュラル」へ。  コーヒーを飲み、豆パンとオレンジブレッドを買う。  午後2時。熱海の家に戻る。 『桃太郎電鉄モバイル3(仮)』の仕様書の直し。  今回の『桃太郎電鉄モバイル3(仮)』は、20年モードの後半にあっと驚くイベン トが目白押しなので、ぜひ20年モードを楽しんでいただきたい。  午後3時。帰り支度。  せっかく持ってきた『桃太郎電鉄16(仮)』のテスト・プレイが出来なかったの は残念なり。  でも『桃太郎電鉄モバイル3(仮)』のテスト・プレイをたっぷり出来た。  おっ! 日本テレビ『ザ・ワイド』で「藤岡藤巻」の特集が始まった。  大きな事件もなく、飛ばされずに放映された。  おっ! 客席にうちの嫁と、清正まなつチャンが映っていた。  けっこう長い時間放送しているぞ。  認知度高まったかな。  午後4時5分。熱海駅から、東海道新幹線こだま578号東京行きに乗車。  花粉症で目がかゆいというより、痛い。  熱海の花粉症は、箱根の杉が飛んでくるそうだ。  午後4時56分。終点・東京駅に到着。  東京もコートがいらないくらいの暖かさ。  このまま春が来ればいうことなしだけど、三寒四温なんだろうな。  午後5時30分。原宿の自宅に戻る。  しばらくして、娘&孫が到着。  待ってました! 「孫た〜〜〜〜〜〜ん!」  孫がベビーカーから手を伸ばしてる、伸ばしてる。  へへへ。また熱海で買ってきた戦利品で、釣ったのである。  4日ぶりの孫は、顔が小さくなって、お姉ちゃん顔になっていた。  はっはっは! 何でもかわいんだよ、私には。  午後7時。熱海の「釜鶴」で買ってきた、柳かれい、フグみりん、イカ、きびなご、 貝の佃煮などで夕食。

 きょうは白いご飯に魚で食べたかったのだ。  柳かれいがふっくら、子持ちで大きくおいしかったなあ。  あっ。しまった。  買ってきた岩のりを食べるの忘れたっ。  岩のり好きなんだ、私は。  食後、デザートに娘&孫のために買ってきた箱根湯本駅前の「菜の花」のあずき月 福を食べる。

 味にうるさい娘はすでにうちの日記を読んでいて、このあずき月福がおいしそうだ とおもっていたそうだ。写真見ただけでうちの娘はおいしいものをズバリ当てるから こわいんだよなあ。 「これ、写真よりおいしいよ!」 「写真は食べられないだろう!」 「写真から想像したより、おいしいよ! いままでの羊羹のなかで、ベストワンだよ ん!」 「げっ! 娘がベストワン羊羹というほど評価高いのか!」  何とも箱根湯本駅前の「菜の花」のあずき月福に、娘がベストワン!の評価。  これはすごいことだ。  ふっふっふ。これで「この羊羹を食べに熱海においで!」と誘う戦法がつかえそう だなと、ひとりほくそ笑む孫バカじじいであった…。  午後8時。『桃鉄研究所』のコメント書き。  おっと。孫が帰る前に、ちょっと遊んでおかないと…。

 しばらく、東京。

 
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