4月13日(火)

 取材旅行の日記に反響があると、うれしいので、ここ数日の旅行に対するメールを
紹介します。


加茂市・丸倉よしの
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 こんにちは、さくまさん。丸倉よしのです。

 4月8日の日記読みました。
 こんな事ってあるのでしょうか?
 実は私「今日」直江津駅に寄りました!
 乗り換えのために降りただけなのですが、「昨日」さくまさんが寄っていた事にす
ごく驚きましたよ!


●さくま「だから今年は新潟方面に遠征するっていってたでしょ? 今年はまわりを
きょろきょろしながら歩いたほうがいいかも! ほら、いまもあ・な・た・の・う・
し・ろ・に、さくまあきらが…! ホラー映画かい、私は!」


 しかもあのお弁当売りのおじちゃんに声をかけられました。
 ああ、出かける前に日記を読んでいれば買ったのに。
 今度は「鱈めし」買ってみようと思います。
 糸魚川の牛乳パンも。


●さくま「鱈めしは、本当においしいよ!」


 それと、直江津のみならず、糸魚川のフォッサマグナミュージアムや、満開の高田
公園の桜まで!!
 本当にお花見日和だったようで。
 画像を見た親(上越出身)が羨ましがっていました。
 それと高田公園は春の桜も素晴らしいですけど、夏、お堀に咲く蓮も美しいです。


●さくま「実はね。高田の駅前の鈴木旅館というのは、私の遠い親戚なんだそうだ。
あの日も駅前の商店街地図では確認したんだけど、面識がまったくないのと、日帰り
で時間がないので、つい寄らずに帰ってしまった!
 というわけで、私は新潟に縁があるらしい!
 50歳過ぎてから、自分のルーツについて解き明かされていくなんて、小説みたい
だ!」


 春日山は、学生の頃登った事がありますが、汗ダラダラになりました。登るのはか
なり大変な山です。
 あれこそ「山城」です。

 ちなみに私は今日、何気なく上越の方面に行きたくなって気がついたら長野にいま
した。(だから直江津で時間待ちで寄ったのです)
 善光寺にお参りして、お蕎麦とあんずソフトとみそソフトを食する位しか出来ませ
んでしたが、良い天気だったので日帰り旅行日和でした。
 行きも帰りも時間はかかりましたが、どこも通っても桜が咲き乱れているのでお花
見列車のようで楽しかったです。
 今度は時間を作って善光寺の側にある東山魁夷館にも寄りたいです。

 それと「これはなんでしょう?」のお答え。
 フォッサマグナミュージアムは2回ほど行ったのですが、あれはおそらく
「変形アンモナイトの化石」でしょうか?


●さくま「実は、ゾウのうんちだったりする!」


 食べ物が誉められて嬉しかったです。
 また新潟に来てください。


●さくま「今年は、何回でも新潟に行きまっせー! 朱鷺メッセー!」



日立市・ベンジャミン
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 さくまさん、こんばんわ。ベンジャミンです。
 4月10日に水郡線を乗りに水戸に行ったのですね。
 実はその日に僕も用事で水戸に行ってました。
 さくまさんは11時5分に水戸に着いたそうですが、僕は11時に着いたのでさく
まさんには出会えませんでした。


●さくま「6分間、跨線橋で待っていれば、会えたわけだ! すごいニアミスだ!」


 実はさくまさんが前に水戸に来たときも僕も水戸にいたので、さくまさんと出会う
運がないんでしょうかね(笑)。


●さくま「今度出会えれば、3度の正直だ! 日立市は、取材予定都市のなかに入っ
ているぞ!」



世田谷区・tatang
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 さくまさん、真理子さん、ゆりちゃん、こんにちは。

 水郡線の旅、お疲れさまでございました。
 郡線(水郡線の地元での呼び方です)といえば、沿線(上菅谷)の住人である高校
の同級生が「この前、郡線に乗ってたらよぉ、犬に追い抜かれちったよ」
と、悲しそう告白したひと言が10年以上忘れられません。
 それくらい遅い電車として当時から有名でした。


●さくま「じゅうぶん速かったよ! 昔の電車は遅かったと、乗り合わせたおばちゃ
んも言っていた!」


 もっとも当時は「ディーゼル車だから電車じゃない」といわれていましたが。 今
もそうなのでしょうか…。


●さくま「いまもディーゼルだったよ!」

 それから、袋田の滝に行かれる途中で、「水車うどん」という看板を出した小さな
建物はお目に入らなかったでしょうか。


●さくま「気づかなかったなあ!」


 すごくコシの強いうどんで、おいしいのです。
 ただ、私が食べたのがずいぶん前であるのと、さくまさんがうどんにお厳しいのを
考えると、おすすめするのも不安です。
 もし万が一、また大子方面に出かけられることがあったら、ご記憶の片隅において
いただければと思います。

 今年は「スーパーひたち」に乗られることが増えそうでいらっしゃるとは、水戸出
身者として、とてもうれしく光栄です。
「桃鉄研究所」にも掲載していただいたことにも感激しています。
 かくなるうえは、一度水戸に戻って、駅周辺のおいしいもの屋さんを発掘せねば、
と気が焦ってしかたがありません。


●さくま「水戸のおいしいもの屋さんは、ぜひ知りたい!」


 最後になりますが、茨城弁(栃木・福島弁も含む)は、ずっと抑揚がないくせに、
最後で上がったりして、お聞き取りにくいところもあるかと思いますが、悪気はない
ので、どうぞ許してやってください。


●さくま「はっはっは。あの常陸大子駅前のおじさんのことか! たまたま、たまた
ま! 袋田駅から乗ったタクシーの運転手さんは、陽気で『いいとき来たねー! 最
高だよー!』をくりかえして、いまだにあの口調が忘れられない!」


楽しい旅日記、今回もありがとうございました!



 午前10時。寒い! 寒いじゃないか!
 昨日より10度も気温が低いの?
 もういいかげん、春になりきってくれよ!
 嫁と、並びの喫茶店「らぴす」サンで、モーニング・セットにコーヒー。
 
 午前11時。佐藤志靖さんの美容室『レ・ザンジュ』へ。
 帰りに、小田原に実家のある美容室の女の子から「守谷のパン」のあんパンと、
ピーナッツバターをもらった。
 私があまりにも、小田原駅前の「守谷のパン」を絶賛するものだから、昨日女の子
のお母さんが来るときに、買ってきてもらったんだって。うれしいね〜。

 午後2時。蔵人総合研究所の赤根豊くんと遠山孝司くんが来る。
 赤根豊くんが、にこにこしている。
「きょうは、朗報をひとつ!」
「ごめん! 赤根豊くん! たぶんあの話ででしょ? 銀行の?」
「そうです!」
「その銀行の支店長が、私の高校時代の同級生で、先週なんとなくどんな話になるの
か聞いてしまった!」

 私の場合、ばったり病とおなじくらい、結果的に地獄耳になってしまうことが多い。
だからハドソン宣伝部がある出版社とのやりとりで、必死に私に内緒にしているんだ
けど、結果的にはその編集部のほうから真相を聞いてしまうことが多い。そうなるこ
とを予想しないハドソン宣伝部というのも、想像力がないと思う。
「A出版社ともめてるの?」
「いえ!」
「ふーーーん!」
 今年のハドソン宣伝部は、こういうことがないように正直にホウレンソウ(報告、
連絡、相談)してほしいものだ。
 ホウレンソウ(報告、連絡、相談)は、仕事の基本だが、嘘をつく人がひとりでも
いると、何の意味もなくなってしまう。
 嘘は、絶対バレるって!
 私のように業界で長く生きている人間は、思わぬところに知り合いがいると思った
ほうがいいのに!

 午後4時。嫁と、三軒茶屋キャロットタワー13Fのインデックスさんへ。
 ムサシノ広告の伊東正義、「小池一夫塾」のゲーム科の生徒、小越毅章くん、大栗
久幸くん、前田圭士くんの3人と、待ち合わせ。

 きょうは、3人が考えた携帯電話をつかった、新方式というか、新コンテンツをイ
ンデックスさんにプレゼンテーションするので、付き添いでついてきた。
 なかなかおもしろいアイデアなのだよ。
 しかも3人は、生徒といっても、前田圭士くんは、『俺の屍を越えて行け』の桝田
省治(ますだしょうじ)の事務所のスタッフだから、ゲーム作りは、プロだし、大栗
久幸くんは、フリーライターで、ギャルゲーのシナリオなども書いているので、これ
またプロ、小越毅章くんは、精神科医という異色の職業だから、おもしろいメンバー
なのだ。
 だから、このアイデアも、特許を出願するところから始めているのが、おもしろい。

 というわけで、おなじみの樋口由美子さん、村上勲司くんに、彼らの企画書を見て もらう。  やっぱり、おもしろい企画と思ってもらえたようで、検討してもらえることになっ た。素人さんのアイデアなんてものは、その場でまず「このアイデアはすでにA社さ んがやって、失敗しています!」と答えられることが大半だから、検討してもらえる だけでも、たいしたものだ。  きょうも、樋口由美子さんと、村上勲司くんに、最新の携帯コンテンツを見せても らう。  なるほどね〜!  もうほとんど携帯コンテンツは、出版業界になってしまっているなあ!  出版業界が無くなるとまで言わないけれど、間違いなく出版でできたことの、80 %は、携帯で出来てしまうし、携帯で、最新の小説を読む時代は、もう隣りの部屋ま で来ている気がする。  樋口由美子さんと、冗談半分で『ジャンプ放送局』を、携帯コンテンツにしたら、 何が不可能化をシミュレーションしてみたんだけど、まったく不可能なことがなく、 私の知り合いでいえば、友清哲くんのようなライターだけど、編集も出来る人がいれ ば、復活も可能なことがわかった。  まさか、そこまで携帯コンテンツが進んでいると思わなかった。 『ジャンプ放送局』という名前は、集英社の手前つかうのは申し訳ないから、 『ジャンピング放送局』とかいう名前で、投稿コンテンツとして、復活してみようか なあ!  こんなこと書くと、また小銭の匂いを嗅ぎつける天才・榎本50歳から電話がかか って来そうで、怖い。  あの男、大金には目もくれないが、小銭の音には、敏感だからな!  帰り際、私に匹敵するくらい無類の甘いもの好きの樋口由美子さんが「さくま先生! これを一度食べてみてください!」と、挑戦状ならぬ、甘いもののプレゼント。 「『霧の森大福』? 知らないなあ? 愛媛県? ちょっと楽しみだなあ!」  午後6時30分。私、嫁、「小池一夫塾」のゲーム科の生徒、小越毅章くん、大栗 久幸くん、前田圭士くんの5人で、青山一丁目の「青山八番」へ。  わんこそばのように、はまぐりが食べられるお店だ。

 午後8時。帰宅。  横浜ベイスターズが、ちょうど負ける寸前。  まあ、こんなもんだろう。  まだビリにならないだけでも、たいしたもんだ。  午後9時30分。インデックスさんの樋口由美子さんからもらった「霧の森大福」 を食べる。

 む、む、むむむっ!  これは、抹茶+雪見大福+不二家のミルキーだ!  この構成の甘いものを、私が嫌うことがあるだろうか、いや、ない!  これは、まいった。  私には危険な大福だ!  土居ちゃん(土居孝幸)と、柴尾英令くんが来たときに、嫁に「ふたりがみんな食 べちゃったよー!」と嘘をついて、ぜんぶひとりで食べてしまうだろう。  1個ずつくらいはあげて!  う〜ん。いかんな。樋口由美子さんは、私の日記を分析しているからなあ!  しかし、寒いのは昼間だけと思っていたけど、夜になったら、もっと寒くなってき たねえ!  明日の東京地方もまた寒いの?  イヤだね〜!  でも、これで桜が散るのが遅くなると思えば、この寒さも我慢できるかも。

 
さくまNEWS


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