1月21日(水)

 午前6時。『桃太郎電鉄U(仮)』の仕様書作り。
 どうしても旅行にでかける前に完成させて、札幌に送ってしまいたい。
 何度か、毛糸がからむように、頭のなかがこんがらがりながら、なんとか完成。 
札幌に送る。ふう。

 午前11時。嫁と、銀座の「渡辺内科クリニック」へ。
 本日の血圧、134−92。
 ひさしぶりに、血圧が下がった!
 先週の1月14日(水)、大阪でハドソンの大里専務と会話して、例のトイレの問
題や、ずっと苦しみ続けていたストレスがひとつ無くなったせいだろう。

 血圧を下げるには、体重を減らすことだといわれているけど、いちばん簡単なの
は、ストレスをなくすことだ。
 もう今年から、我慢することを、極力やめようと思う。
 相手が我慢するに足る人なら、我慢もするが、伝わらない相手に我慢しても、こっ
ちの血圧が上がるだけだ。

 午後12時。東京駅へ。
 新幹線のキップを買って、駅構内の「ベックス・コーヒー」へ。

 お腹が減っているので、ポークロースハム・サンドにラテ・コーヒーで、お腹を少 しうるおす。これがおいしかった。温かいのがいいね。  でもラテ・コーヒーは、やっぱりスターバックス・コーヒーにかぎる。  午後12時28分。長野行き、あさま555号に乗車。  きょうの行き先は、群馬県伊香保(いかほ)温泉。 『桃太郎電鉄』15周年の間に、一度も物件駅として登場したことのない唯一の都道 府県が、群馬県である。  別にわざとそうしているわけではない。  首都圏に、有名な地名(新宿、渋谷、原宿、横浜…)が密集していて、しかも現実 の首都圏は、もっと極端に狭い。  でも首都圏は重要なので、『桃太郎電鉄』では広げているのだ。  このあおりを食らって、首都圏近郊に赤マスとか、青マスを配さないと、どこまで もどこまでも物件駅が続いてしまう。  ゲーム・バランスが悪くなってしまうのだ。  そんなわけで、どうしても群馬、栃木、茨城の北関東トリオが、物件駅として登場 しづらくなっている。  いまのところ、『西日本編』の次が、『中部・関東編』になるのか、『東日本編』 になるのか、『北海道編』になるのか、正式に決まってはいなんだけど、いずれにし ても、『地方編』では、群馬県の都市をばんばん登場させたいので、今年以降、やた らと群馬県に取材に行くことは間違いない。  車中、読書。  今回の旅行は、ひたすら『燃えよ剣・上下巻』(司馬遼太郎・新潮社)と、『新選 組全史・幕末京都編』(中村彰彦・角川文庫)を読む。  来週、1月26日(月)午後6時30分。池袋ジュンク堂での、みなもと太郎さん との『冗談新選組』発売記念トーク・ライブのための準備だ。  私がさほどの「新選組論」を持っているわけではないので、みなもと太郎さんの足 を引っ張るような知識しかないのでは困るので、せめて予習。  娯楽として読むのと、仕事として読むのでは、やっぱり集中力が違うのか、文章が すいすい頭のなかに入っていく。  受験勉強も、こういう風にやればよかったんだな。  …と思っても、遅すぎるにも程がある。はっはっは!  別に悔いてもいない。  『燃えよ剣・上下巻』(司馬遼太郎・新潮社)の再読は楽しいね。  京都に隠れ家をかまえてから、10数年になるので、地名がよくわかる。  目の前で事件が起こっているみたいだ。 「池田屋騒動」で、吉田稔麿は、三条大橋のスターバックス・コーヒーのあたりか ら、京都ホテル(長州藩邸)まで、逃げたのかとか…。  おいおい! 土方歳三! そんな場所から駕籠(かご)を拾って帰るな! 屯所ま で近いんだから、歩いて帰れ!とツッコミを入れられる。  新選組というのは、意外と近年の事件でもある。  私のおばあちゃんの家に、新選組が逃げ込んできたという話を聞いたことがあるし、 土方歳三が、江戸の松坂屋呉服店(のちの松坂屋デパート)に丁稚奉公に行っていた と聞くと、みんなでも最近の話なんだなあ!と思えるでしょ?  午後1時23分。高崎駅で下車。

 高崎駅は、だるま弁当とか、だるま工房、焼きまんじゅうおいった名産があるので、 『全国編』で、物件駅になってもおかしくないんだけどね。 『地方編』を、お待ちください。  タクシーで、伊香保(いかほ)温泉に向かう。  伊香保温泉の前に、日本三大うどんのひとつと呼ばれる「水沢(みずさわ)うどん」 を取材して行こうと思っている。  日本三大うどんというのは、 九州五島列島の五島うどん、秋田の稲庭うどん。そし てこの水沢うどんなのだそうだ。  さぬきうどんは、入っていないんだね。  事前知識を仕入れたいので、運転手さんに「水沢うどんの特徴って、どんな感じで すか?」と聞く。 「う〜ん。味の特徴はないんだけど…」 「ええっ! それは困った…」 「のどごしがいいですよ!」 「それはいいかも!」

 車が少しずつ、高地に向かい始めると、道の両側に「水沢うどん」の文字が増え始 めた。 「あれ? 運転手さん! 水沢うどんっていうのは、伊香保温泉の名物ではないんで すか?」 「そうですよ。水沢というところです!」 「でも、お店があるのは、伊香保町なんですよね!」 「そうです。でも水沢と、伊香保は、けっこう離れてますよ!」 「へえ。何で伊香保温泉の名物にならなかったんだろう」 「水沢観世音というのがあって、そこの行き帰りに行くみたいですよ!」  水沢うどんというのは、飛鳥時代に創建された五徳山水沢寺というのがあって、 ご本尊は十一面千手観世音菩薩。  これが、水沢観世音だ。  水沢寺は、板東三十三番所の十六番目の札所になっている。  この由緒ある観音様を参拝に訪れる善男善女で賑わい、 門前でその人々を手打ち うどんでもてなしたのが、水沢うどん発祥のきっかけだと、資料に書かれていた。  不思議だよ〜!  道の両側に、ピンク色したお下品なラブホテルがたくさん現れたと思ったら、今度 は、水沢うどん、水沢うどん、水沢うどんと書かれた看板が出てきて、あっというま に水沢うどん街になった。  道の両側に、13軒ほどあるそうだ。  コンビにや、とんかつ屋さんがあるでもなく、ひたすら街道には、水沢うどん屋さ んだけが並ぶ。

 そのなかの水沢観世音にいちばん近い「田丸屋」といううどん屋さんが、創業天正 10年というので、そこに行くことにした。  みなさん、創業が、天正(てんしょう)10年といわれても、ピンと来ないでしょ?   すでに歴史マニアの人は、この年号に愕然としてますよね。  少々お待ちください!   一般のみなさんは、天正(てんしょう)10年が、西暦でいうと、1582年だと いわれても、まだピンと来ないでしょ?  さあ、みなさん、驚いてください。  天正10年、西暦1582年という年の「今年の重大ニュース」第1位は、ダラダ ラダラダラ〜〜〜ッ! 「織田信長、本能寺で、明智光秀に暗殺される!」  どっひゃ〜〜〜ッ!でしょ?  あまりにも古すぎて、「日本最古のうどん専門店」ではないかといわれているそう だ。そりゃそうだろ。「本能寺の変」といわれただけで、「うちのほうが古いかも!」 と文献を調べる気がしなくなるだろう。  でも、「田丸屋」さんの隣りの「清水屋」さんもまた、天正年間の創業だから、 「こっちのほうが最古だ!」といって、看板も「手打うむどん 始祖 清水屋」になっ ている。  ここまで古いと、どっちでもいいような気がする。  午後2時30分。「元祖田丸屋」へ。

 大型バスが何台も停められるような大きな駐車場付きのお店だ。  というより、この水沢うどん街道のお店は、どのお店も大きくて、駐車場も広い。 なのに、紅葉の季節には、どのお店にも行列ができて、食べるのに、何時間もかかる そうなのだ。  きょうは平日だし、お昼ご飯の時間もとうに過ぎてしまっているので、その喧騒は まったく感じないんだけど、各店の駐車場の広さに、予想はつく。  店内に入ると、妙に豪華な下駄箱があって驚く。

 創業が「本能寺の変」の年なので、古民家のように思うかもしれないが、江戸城内 のような雰囲気の豪華な造りだ。  天井が高い。

「元祖田丸屋」で、三楽御膳の二色汁を注文。  二色汁というのは、ふつうの醤油だれと、胡麻だれのこと。

 ちゅるちゅるちゅる…。  なるほど、タクシーの運転手さんが、のどごしがいいというわけだ。  水晶のように透明感があって、腰が強いシコシコとした麺は、実にのどごしがい い。  私がよく行く、桑名の「歌行燈(うたあんどん)」の麺によく似ている。  おつゆは、ちょっと惜しいなあ。  醤油だれも、胡麻だれも、もうひとつだ。    でも、舞茸(まいたけ)の天ぷらがついてきたので、満足。  私は舞茸(まいたけ)が大好き。  舞茸(まいたけ)は、群馬県の名産だ。    ついでに、「おしんこ餅」というのがメニューにあったので食べる。  うずら豆というか、大人の親指くらいの大きさのみたらしだんごだけど、少し粉っ ぽい。  でも、お漬物といっしょに食べると、ちょっとおいしく感じる。

 いずれにしても、水沢うどんは、麺がおいしいということがわかった。  あとで地元の人から、「山源(やまげん)」というお店がおいしいというのを聞い たので、次に行くとしたら、こっちで食べてみよう。  食後、車はぐんぐん榛名(はるな)山に向かって、登っていく。  標高が高くなってくると、道端に溶けきらない雪が見えてきた。  でもほこりを吸った黒っぽい雪ばかりだ。  数日前の雪なのだろう。  今回の伊香保(いかほ)温泉行きは、音年の暮れの谷川温泉での「雪見風呂よ、も う一度!」という目論見もある。  ということは、雪が大好きな、すぎやまこういち先生の奥様を悔しがらそうという 大人げない行動も含まれている。  2002年12月26日の谷川温泉での雪見風呂をいちばん悔しがってくださった のが、すぎやまこういち先生の奥様だったのだ。  だから、実は一昨日、すぎやまこういち先生の奥様が自宅まで届け物をしてくださ ったときも、嫁はわざと、きょう伊香保温泉に行くことを、奥様には内緒にしていた のだ。  もちろん、日記で読んでもらって、悔しがっていただくためだ。  しかし、いたずらというのは、毎回うまく行くとはかぎらないものだ。  伊香保温泉には、雪は降っていなかった。  ガッデム! くやしい。    午後3時30分。伊香保温泉の「香雲館(こううんかん)」にチェックイン。  げっ! 「グッチ」のお店の前で待つ黒服のような男性ふたりが、旅館の前に立って いるぞ。

 すごいなあ。…と思う前に、寒そうだ…。  さすが芸能人がお忍びで来ることで有名な日本旅館である。  荷物を置いてすぐ、伊香保温泉の有名な石段を見てみたいので、高崎からのタクシ ーの運転手さんに待っていてもらって、石段のほぼ最上段まで行ってもらう。  運転手さんとは、ここでお別れ。 「気をつけてねー! ゆっくりねー!」  石段を急いで降りるなということだ。  やさしい運転手さんだった。  伊香保名物の石段は、360段もあるので、私は最初からズルをすることにした。 最上段近くの道から、横入りして、頂上の伊香保神社へ行くのだ。  それでも、お尻の筋肉が痛くなるような急坂だ。  伊香保神社に着いても、感慨無し。  一応、お参りはした。

 さて、これからが大変。  伊香保温泉名物の石段360段を下りないといけない。  こわい。  本当にこわい。  石段の一段、一段の踏み出し部分が、浅いのだ。  あと5センチでもいいから、前にせせり出ていれば、歩きやすいと思うのだが。  おまけに、てすりがまったくない。  伊香保神社の近くの階段には、てすりがついていたんだけど、握るとガタン!と音 を立てて、ハズレそうになる。  ダメだよ、こういうのは早く直しておいてくれないと。  ますます怖くなる。  私の場合、まだまだ左足が思った場所に着地できないからね。  おそるおそる降りていくと、まっさかさまに落ちてしまうような気分になる。 そ う思うと、雪が降っていなくてよかった。  雪が降っていたら、石段は危険過ぎる。

 ふうふう…。  石段は、登るよりも、下るほうが、足に負担がかかるといわれている。  でも、登って、下って、石段の数が720段になるより、ほぼ片道ですむ最上段付 近で登って降りる400段ちょっとのほうを選んだのは正解だと思う。  それでも、つらい。  ひい…。ひい…。ひい…。  よいしょ…。よいしょ…。  石段の両側には、びっしりお土産屋さんが並んでいる。  射的場も並んでいる。  でも、ほとんどのお店がお休みだ。  きょうは、伊香保町全体が、定休日なのだろうか。  それとも、古い温泉地にありがちな寂れてしまった町なのだろうか?

 あとで地元の人に聞いたら、伊香保温泉は、いまも東京から近い温泉地という好立 地なので、金・土・日には大変な混雑ぶりなんだそうだ。  そのせいで、実は伊香保温泉のお店は、金・土・日にしかお店を開かないお店が多 いんだって。  どおりで、ほとんど人が歩いていないわけだ。  水曜日に来るような場所ではなかったんだあ!

 それにしても、つらい。  ひい…。ひい…。ひい…。  よいしょ…。よいしょ…。

 射的場が多いんだなあ。  張り紙が貼ってある。 「とにかく矢ってんべぇ!」  笑えない…。

 ふう…。  ひいい…。  やっと、石段を降りきった。  きつい…。  石段が名物なのはいい。  でも、この石段が好きで、伊香保を何度も訪れる人というのはいるのだろうか。  ただでさえ、伊香保は坂が多い。  その坂のどれも、急坂だ。  おそろしく急坂だ。  ちょっと、伊香保が恨めしくなってきた。  これがほんとの「坂(逆)恨み」である。

 しまった。ギャグまで湿ってきた。  ほんとに、きついんだよ。  伊香保の石段の入り口にあった「伊香保関所」を見る。  無料だけあって、展示室も小さい。

 さらに、まだ坂は続く。  川に伊香保の湯が流れていて、川の石が赤銅色に変色している。

 午後4時。かみなり坂とよばれる、さらに急な坂を下って、「香雲館(こううんか ん)」まで戻る。

 ひ〜〜〜、疲れた。 「香雲館(こううんかん)」に入ると、目の前には、ガラス張りの向こうに、能舞台 が見える。

 なかなか見事な内装だ。  いわゆる「瀟洒(しょうしゃ)」という言葉が似合うような、こじんまりと豪華だ。  ぜんぶで、10室しかなくて、どの部屋にも露天風呂が備えられている。  部屋に通される。

 さっそく部屋付き露天風呂に、ざぶん!と思ったら、いきなり旅館の人に「この部 屋のお風呂は、麦飯石をつかったお湯で…」と説明される。 「麦飯石(ばくはんせき)?」

 麦飯石(ばくはんせき)というのは、中国で古来より「薬の石」として用いられて きた石英斑岩のことだそうだ。  正式鉱物名は「花崗斑岩(かこうはんがん)」で、何億年も海底に眠り、海水の養 分をたっぷり吸った花崗岩の一種で、形状が麦飯(むぎめし)に似ているところから、 中国では昔から麦飯石の名称で呼ばれてきた。  この麦飯石(ばくはんせき)が、ミネラルをたくさん噴出するらしいんだけど、ど うもこの部屋付き露天風呂は、温泉ではないようなのだ。  大浴場は、温泉らしいのに、何で部屋付き露天風呂は、温泉にしなかったんだろう?  こういうのは難しいねえ。  たしかにパンフレットには、部屋付き露天風呂は温泉ではないと、わざわざ書いて いない。  いかし、結果的にはお客さんに対する嘘である。  伊香保温泉で、部屋付き露天風呂と来たら、誰でも温泉だと思うだろう。  それより麦飯石(ばくはんせき)の湯というのを、もっと大々的に売り文句にして しまえばよかったのだ。  この麦飯石(ばくはんせき)の湯は、けっこう泉質がなめらかで、気持ちよかった のだよ。癖がなくて。  それだけに、もったいない。  それより、部屋付き露天風呂で気になったのは、お風呂を、竹垣で目隠しているこ とだ。  これでは、露天ではない。  竹垣から外を覗くと、なるほど駐車場が見えたり、ふつうの民家が見えてしまう。  だから、竹で囲いをしてしまったんだろうけど、だったら、せめて天井をオープン にしないと。  建築してから、予想外に人家が増えていまったための措置なのだろう。  計算外だったんだろうけど、泉質がいいだけに、もったいない。  ひと風呂浴びて、私はマイ枕で寝転がりながら、『燃えよ剣』の続きを読む。  嫁は、大浴場の垢すりにでかけたようだ。  しかし、新選組というのは、時代の犠牲者だね。  歴史用語に、「攘夷(じょうい)」っていうのがあるじゃない?  ペリー来航以来、日本じゅうには、「外国人を撃ち払って、国内に入れるな!」と いう思想が流行した。  幕府によって、この「攘夷(じょうい)」のために、新選組は集められたのに、当 の幕府のほうが、その後どんどんフランス寄りになって行ってしまって、新選組は、 本来の目標だった攘夷(じょうい)を一生懸命やろうとしている長州藩の志士たちを 惨殺して、どんどん評判が悪くなっていく。  しかも鉄の掟に縛られて、路線変更すらできなくなっていく。  あげくに、長州藩の「新選組憎し!」が、統一スローガンになってしまって、原動 力となって、明治維新が成功してしまった。  あまり物事をガチガチに決めるといけないんだねえ。  お風呂のお湯で、身体がぽかぽかしているせいか、いつのまにか、転寝。

 午後7時。夕食。  なかなかおいしいものもあったんだけど、要所、要所で、私の苦手な三つ葉とか、 木の芽とか、セリとかが出てきて、まいる。  一流旅館では、予約を入れた時点で、嫌いなものを申告しておいて、予め料理を変 更してくれる。  この旅館でも、予約したときに、嫌いなものを伝えたような気がするんだけど、伝 わってなかったのかなあ。  それでも、途中から、私が嫌いなものは、ほかの料理に変えてくれたり、サービス は非常にいい。

 食後も、ひたすら『燃えよ剣』を読み、上巻を読み終わった時点で、『新選組全史 ・幕末京都編』(中村彰彦・角川文庫)の続きを読み始める。  こっちは、歴史的資料を解説してくれる小説仕立ての解説本だ。  非常に、文章が読みやすい。  と思ったら、司馬遼太郎さんの文体に似ているんだね。  ときどき、『燃えよ剣』を読んでいるような気分になる。  似てはいるけど、しっかりオリジナリティがあって、好感の持てる文章だ。  これだけ、歴史的資料をわかりやすく書いてくれる人は少ない。  午後10時。マッサージを頼んで、極楽、極楽。  マッサージのあと、もう一度風呂に入る。  麦飯石(ばくはんせき)の湯は、本当に気持ちいいよ。  これで満天の星でも見れたら、言うことなしなのになあ…。  悪い旅館ではないだけに、惜しい部分がよく目立つ。  そういえば、明日から日本列島は、相当冷え込むようだ。  といういうことは、明日目が覚めたら、一面銀世界?  真っ白な雪の世界?  雪化粧?  ダイヤモンドダストが舞って、つららで殺人事件が起きちゃうのかな?  ぜひとも、そうなって、すぎやまこういち先生の奥様に悔しがっていただきたいも のである。  午前時。熟睡…。

 
さくまNEWS


●『桃太郎電鉄12〜西日本編もありまっせー!』は、絶賛発売中!

●井沢どんすけ渾身の一冊!公式ガイドブック『大金持ちになるための桃太郎電鉄12
西日本編もありまっせー!』(集英社)も、絶賛発売中!

●よゐこ有野晋哉くんとのCS対談番組が、来年1月24日(土)の深夜3時もしくは
4時から、フジテレビの地上波でダイジェストで放送されるそうです。

●『桃太郎電鉄負けない戦術』(宝島社)、1月5日発売!

●テツandトモの『桃太郎電鉄12〜西日本編もありまっせー!』のテレビCM放映中
!のはず…。

●都内JR駅に『桃太郎電鉄12〜西日本編もありまっせー!』の大きな駅貼りポスター
登場! 「見た!」の通報よろしく!

●〜桃鉄15周年記念特別番組〜
「桃の陣!」ー西日本オニ退治道中記ー
 GAORAでも見ることができるぞ!
#9 ★1/23(金)14:45〜15:00
#10★1/24(土)9:30〜9:45
#11★1/30(金)14:45〜15:00
#12★1/31(土)9:15〜9:45

●東京谷中・妙泉寺にて、「貧乏神が去る像」公開中!
 お寺だけでしか買えない「貧乏神が去る像」をぜひ!

●「貧乏が去る(猿)像・カラー版」はコナミスタイルでも購入できます!

●四国高松の鬼無駅ホームにて、土居孝幸オリジナル原画による『桃太郎電鉄』の宣伝
看板公開中!

●2月札幌雪まつりに、キングボンビー雪像登場決定!



-(c)2003/SAKUMA-