10月28日(火)

 へばって来た。
「今頃気づいたんかい!」とツッコミを入れられそうだけど、じわじわとへばって来た。
 8月のお風呂事件で、死のロードに出て以来、あっちこっちと飛び回り過ぎて、疲れ
ているんだろうなあ…とは思っていたんだけど、けっこう元気に動いていたので、気に
ならなかった。

 きょうも午前5時に一度目が覚め、何度寝ても寝たりない。
 ずっしり身体が重たくて、疲れが取れない。
 身体が重いのは、昨日の特に名を秘す「京都M」の暴力的な料理のせいでもあるのだ
が…。

 午前10時15分。きょうの京都は20度を越す暑さ。晴天なり。
 嫁と、京都ホテルの裏の喫茶店「ALZA(あるざ)」へ。
 ヤサカタクシーの宮本さんと、カズ坊(関口和之)と待ち合わせ。

 午前11時。ヤサカタクシーの宮本さん運転のジャンボタクシーで、京都駅へ、読売
広告の岩崎誠を迎えに行く。
 岩崎誠は昨日、新大阪のホテルに泊まったのに、また京都に戻って来たのだ。
 全員揃ったところで、さて、ジャンボタクシーの行き先は?

 実は昨日、すぎやまこういち先生の奥様から毎年恒例の「松茸ツアー」のお店に、
「松茸がない!」という異常事態の連絡が入ったのだ。
 ひょっとすると、来週いつもの山荘に行っても、松茸がないかもしれないらしい。
 それでは、万が一のために、私たちが「松茸ツアー」の代替地の下調べに行っておこ
うということになった!
 もちろん、「カズ坊(関口和之)がスケジュールの都合で、松茸ツアーに来れないか
もしれない」とか「岩崎誠は、阪神グッズの買いすぎで、貯金が底を尽き、松茸ツアー
に来れないから!」といった言葉は、すべてきょうこれから松茸を食べる言い訳でしか
ないのだが…。

 めざす場所は、10月18日に行ったばかりの「洛雲荘」である。
 あのイノシシ鍋に興奮した料理旅館だ。
 気に入ったお店には、間を空けず行って、常連になることこそが、食の王道である。
 しかも「洛雲荘」のあたりの松茸は良質のものが多いと、昨日、特に名を秘す「M」
のお父さんも言っていた。実は、「洛雲荘」は、イノシシ鍋も有名だけど、松茸も有名
らしいのだ。、

 ジャンボタクシーは、上賀茂神社よりもさらに北に、山道を登って行く。
「ええ〜っ! さくまクン! こんなに遠くなの?」と、カズ坊(関口和之)。
「でもここは、京都市北区なんだよ!」
「区なんですかあ!」と、岩崎誠。
 東山魁夷の絵のような森林。
 渓谷の川。キャンプ場。
 道の脇に高く積まれた材木…。
 とても京都市内とは思えない景色だ。

 この間は、真っ暗闇の道を登って行ったから、山であること以外、まったくわからな かった。きょうやっとどんなところか、わかった。  あいかわらず、昼間なのにほとんど車とすれ違わない。

 午後12時。雲が畑の「洛雲荘」に到着。  紅葉が始まっている。  あのとき音だけで見ることができなかった滝を見せてもらう。  鴨川の源流である「洛雲荘」の下を流れる川がきれいなこと、きれいなこと。

 この間とおなじ部屋に。  すでに大きな火鉢には、焼き藁と、炭が真っ赤に燃えていた。  焼き松茸、山栗、銀杏が運ばれてくる。

「えっ? 何でこんなに銀杏、大きいの?」とカズ坊(関口和之)。 「栗がおいしそうだなあ!」 「松茸だあ!」 「柴尾英令さん、ごめんなさーーーい!」 「岩崎誠! 何を柴尾英令くんに謝っているんだ!」 「だって、大きな火鉢に、松茸を焼く網、昼から日本酒、絶対、柴尾英令さんが大好き な雰囲気じゃないですかあ!」 「その通りなんだよー!」 「だから、柴尾英令さん、ごめんなさーーーい!」 「謝れば、許されるってもんじゃないと思うぞ!」 「やばいっ!」 「岩崎誠は、昨日のうちの日記でもうれしそうな顔してたから、たぶん柴尾英令くんが 相当怨んでると思うぞ〜〜〜!」 「だって、本当においしかったんだもん!」 「あっ、またまた柴尾英令くんを逆なでするような発言を!」 「あっ、あっ、あっ、柴尾英令さん、本当にごめんなさーーーい!」

 焼き松茸は、さすがに毎年三田(さんだ)で食べる松茸には及ばないものの、かなり のおいしさ。 「ふううっ! お腹いっぱいになって来た!」と、岩崎誠。 「岩崎誠、まだこれから、イノシシ鍋が来る!」 「えええっ! 松茸を食べに行くって聞いていたから!」 「これは、前菜!」 「えええええっ! 食べきれるかなあ!」  イノシシ鍋が登場する。 「大きい! すごい!」 「イノシシのことを、ぼたん鍋というけど、バラみたいだね!」 「この大量のゴボウがまたおいしいんだ!」 「イノシシ鍋を白味噌で食べるのは、初めてだなあ!」

「こんなにイノシシ鍋が食べやすいと思わなかった」と、カズ坊(関口和之)。 「するする入っちゃうよね!」 「食べられちゃいますねえ!」 「岩崎誠! 食べきれるかなあ…と言っていたのは?」 「あっ、やばっ!」  最後は、この間とおなじように、白味噌を白いご飯の上に、麦とろのようにかけて、 食べる。  この食べ方が、たまらないのよっ!

「関口さん、お代わり、どうですか?」と、宮本さん。 「いやいやいや。もう無理!」 「ちょっとだけどうですか?」 「うーーーん! ちょっとだけなら…」  岩崎誠は、しっかりちゃんと、お代わりしてましたぞ、柴尾英令くん。 「あっ。柴尾英令さん、ごめんなさーーーい!」  あっという間に、2時間が経ってしまった。  うううううっ。苦しい。  カズ坊(関口和之)が、午後5時過ぎには、東京に戻らないといけないので、もうで かけないといけない。  でも全員、食べ過ぎて、動けない。 「このまま、畳の上で、寝転びたーーい!」 「苦しくて、た、た、立てない!」 「今年のライブ・ツアーで痩せた分を、取り戻しちゃった気がする」と、カズ坊(関口 和之)。  午後2時。水分たっぷりの松茸のように重くなった身体をゆっくり、ゆっくり動かし て、ジャンボタクシーに乗り込み、京都駅に向かう。  ジャンボタクシーにしておいてよかった。  ふつうのタクシーで、後ろに3人だったら、並べなくなっていたかも。  午後3時。京都駅。  カズ坊(関口和之)は、東京へ。  宮本さんとも、京都駅でお別れ。  私、嫁、岩崎誠はグランヴィア・ホテルに移動する。  驚いたよ!  本当に身体が重くなってるのが、わかる!  く、く、苦しい!  本当に苦しい。  昨日の特に名を秘す「M」で食べたときよりも、苦しい。  グランヴィア・ホテルの喫茶店で、『桃太郎電鉄12〜西日本編もありまっせー!』 の広告の打ち合わせ。  先日の妙泉寺での「貧乏神が去る像」&テツandトモが『桃鉄』のCMタレントに決 定!のイベントが大好評で、ほとんどのワイドショーで取り上げられたのをきっかけに、 ゲームショップ用に、テツandトモの等身大パネルを置こうではないか!という話が持 ち上がったのだ。  そのデザインの打ち合わせ。  ほかにも店貼りポスターなどにも、テツandトモを起用することに。  等身大パネルのデザインがいいよ〜!  あれは、私もほしいなあ!  そ、そ、それにしても苦しい。  しかも眠い。 「岩崎誠! 悪いけど、毎日放送の中井保さんに、きょう行けないと伝えてくれないか なあ…」  本当は、きょう大阪で、中井保さんお勧めの「串かつ」を食べに行くことになってい たのだ。 「きょうも食べてしまうと、明日のロケに行けなくなりそうだ…」 「はっはっは。わかりますよ。ボクも苦しいから…」 「もうダメだ。帰って寝させてくれ!」  午後4時。京都の家に戻って、まさにバタンキュー!  寝た、寝た、ぐーぐー、寝た。  午後6時。仮眠のつもりが、2時間も寝てしまった。  当然、お腹が減るわけがない。  夕食。  とうとう、私は「柳月堂」のくるみパン1個。  嫁は、夕食抜き。  ううっ。動けない。  食べ過ぎて、仕事が出来なくなるなんて、初めてだ。  ベッドにひっくり返って、テレビを見てすごす。  焼き松茸と、イノシシ鍋を食べただけの1日であった。

 
さくまNEWS


●『桃太郎電鉄12〜西日本編もありまっせー!』は、12月11日(木)発売決定!

●東京谷中・妙泉寺にて、「貧乏神が去る像」公開中!
 お寺だけでしか買えない「貧乏神が去る像」をぜひ!

●「貧乏が去る(猿)像・カラー版」はコナミスタイルでも購入できます!

●四国高松の鬼無駅ホームにて、土居孝幸オリジナル原画による『桃太郎電鉄』の
宣伝看板公開中!

●テツandトモの『桃太郎電鉄12〜西日本編もありまっせー!』のテレビCMは、
11月から放映開始です!

●〜桃鉄15周年記念特別番組〜
「桃の陣!」ー西日本オニ退治道中記ー
 毎日放送・毎週月曜深夜午前1時35分〜50分。
 11月3日より放送スタート!
 主演:陣内智則 共演:バッファロー吾郎ほか毎週アイドル出演!

●バッファロー吾郎『スッごい!おとなの時間』の1コーナーで、
11月1日から『桃太郎電鉄お笑い対決』がスタート!
 毎日放送・毎週土曜日午前0時〜午前1時。


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