９月１２日（金）

　午前１１時。昨日よりも暑いよ。
　残暑なのかなあ、これでも。

　嫁と、銀座の「渡辺内科クリニック」へ。
　先月の血液検査の結果が出ていて、すべてにわたってＯＫ！
　何だか受験に通ったみたいで、うれしいものだ。
　ただ血圧は、きょうも１４０−９２と、芳しいものではない。

　午前１１時３０分。築地「松竹スクエア」の２Ｆカフェ「セレ」で、テンユウの杉沢
義文さんと世間話。

  



　午後１時３０分。帰宅。
『桃鉄研究所』の執筆開始。

　午後２時。工事の人が来て、私の部屋のキズを直す工事を始める。
　でも脱衣所の工事自体は、来週の月曜日から再開。
　どうもこの家を最初に施工した業者のほうが少しいいかげんなようだ。
　まあ、これ以上もめるなら、建設会社の名前を実名で書くまで。

　午後３時。土居ちゃん（土居孝幸）が到着。
『桃太郎電鉄１４（仮）』についてあれこれ打ち合わせ。
「えっ？　さくまサン、もう『桃太郎電鉄１４（仮）』の話、そこまで進んでるの？」
「いやあ、『桃太郎電鉄１４（仮）』までは何とかなるんだけど、『桃太郎電鉄１５（仮）』
が、まったくダメ！」
「まだ『桃太郎電鉄Ｕ（仮）』も作り始めなのに…！」

　午後４時。家族３人＋土居ちゃんの４人で、近所の「スターバックス・コーヒー」で、
サンドイッチなどを軽くつまみ、そのまま代々木上原へ向かう。

　午後４時４５分。古賀政男音楽記念館へ。





　昨年、ここで大好評だった「すぎやまこういちを囲む会」のパート２が開かれる。柴
尾英令くんも現地で待ち合わせ。
　早い話が、すぎやまこういち先生のファンのつどい。
　なので、堀井雄二くんも、眞島真太郎くん＆杉村幸子さん夫妻も参加。

　会場に入ると、もう顔なじみのお客さんがかなりいる。
　おお！　いつもうちに日記の感想などを書いてくれる、さくまにあのtatangさんも来
ていた。ほかにもけっこう日記を読んでくれている人がたくさんいた。

　午後５時。開演。





　今年も『ドラゴンクエスト』のコスプレからスタート！
　昨年も肌も露わなお姉さんが登場して、度肝を抜いたんだけど、今年はさらに露わな
お姉さんが登場して、堀井雄二くんが「目のやり場に困りますねえ！」と言いながら、
笑顔。

 



　それにしても、あいかわらずコスプレの作り方の手の込みようには、ただただ感心さ
せられる。





　ファンタジーはいいねえ。華麗で、豪華で、優美で。





　これが『桃太郎電鉄』でコスプレ大会だったら、男がみんなお尻丸出しで、貧乏神と
キングボンビーの繰り返しだからなあ…。

　今年も私は、コスプレの審査員を務めたので、さくま賞として、デスピサロを演じた
子を選出。
　毛皮までつかったかっこいい衣装だった。

　去年も大爆笑した、すぎやまこういち先生のコスプレ３人組が登場。
「すぎやまこういちで、囲む会」とやって、笑いを取る。





　午後６時。すぎやまこういち先生の著作権に関するお話。

 



　こういう場で、わかりゃすく著作権のことを語っていただけると、少しずつだけど、
みんなが著作権について興味を持つようになると思う。
　一度、難しいと思い込むと、人間なかなか覚えようとはしなくなるものだ。





　午後６時３０分。鳩山紀一郎くん率いるオーケストラ「☆の王子様」による『ドラゴ
ンクエスト』の演奏。





　鳩山紀一郎くんというと、どうしても民主党の鳩山由紀夫さんを思い浮かべてしまう
けど、実は鳩山紀一郎くんのお父さん。
　なんと、きょうは「鳩山紀一郎くんのお父さん」として、鳩山由紀夫さんが登場して、
会場を沸かせる。

 



　鳩山紀一郎くんのほうが、昨年の「すぎやまこういちを囲む会」でも演奏しておなじ
みなのだ。まるで『さくら』の森山直太朗くんのお母さんとして、森山良子さんが紹介
されるようなパターンだ。

『ドラゴンクエスト』のなかから、１０曲ほど演奏。

　いいねえ。まるで映画音楽のように、シーンが思い出される。
　映画音楽は、私たちが観たシーンだけど、ゲームって、私たちが演じたシーンが思い
出されるわけだから、すごいことだよねえ。
　洞窟の曲なんか演奏されると、はじっこをおそるおそる歩いたことを思い出しちゃう
よ。

 
ラスト１曲は、すぎやまこういち先生の指揮で。　　　   　　　抽選でプレゼントも。


　午後８時。今年も楽しく、終了。
　堀井雄二くん、すぎやまこういち先生がサイン攻めにあい、私と土居ちゃんもけっこ
うサイン攻めにあう。うちの日記を読んでいる人も多いので「柴尾さんですよね！」と、
サインを求められる。
『おいしい桃鉄』（小学館）を持ってきてた子がいて、うれしかったなあ。

 



　午後８時３０分。私、嫁、土居ちゃん、柴尾英令くんの４人で、原宿まで戻って「ブ
ルドッグ」で、柴尾英令くんのお好み焼きの踊り食いを見る。
　いや、あまりにも柴尾英令くんの食べっぷりが見事だったので、まるで本人が踊りな
がら食べているように見えただけですよ。
　こういう誇張は、読んでいる人の記憶にくっきり刻まれるだけでね。





　午後１０時。おとなしく、早めに自宅に帰る。

　明日からまた、私だけ京都だったりする。
　９月もまた流浪の旅が続くのか？