5月11日(日)

 本日、実に地味な一日。

 午前8時。『桃太郎電鉄12(仮)〜地方編』テスト・プレイ。
 自宅にPS2を持ち込んで、枕の上に枕を乗せて、プレイしているので、楽チ
ン。でも他人から見れば、寝たきり老人。
 寝たきりプレイヤーと呼んでくれ。

 午前11時30分。嫁と、日本橋の「たいめいけん」へ行くも、大行列。
 裏の「たいめいけん」の立ち食いのラーメンを食べるか悩む。悩んだ末に、注
文しようとしたら、「きょうは休み」とそっけなく。
 だったら「定休日」と書いておけ!
 厨房で作業していて、メニューまで貼ってあって、お店が開いていたら、誰で
も「営業中」と思うでしょうが。

 午後12時。室町の商店街で小さなお祭りをやっていた。

 日本橋三越の斜めの「千疋屋(せんびきや)総本店」で、オムライス。 「たしめいけん」のたんぽぽオムライスが食べられなかったので、口がオムライ スを欲していた。凡庸な味。  やっぱり、「千疋屋(せんびきや)」は、フルーツサンドだ。  午後2時。嫁は日本橋三越に残り、私は帰宅。  スカパーにて「横浜VS阪神」戦を見るも、1回表に早くも、先制点を入れら れる。日本橋で歩き疲れたせいと、先制点を失ったショックで、気が緩み、うた た寝してしまう。  20分ほどで、目が覚める。  まだ「1対0」だと思ったら、「1」の形が違う。「7」か?  2回表で「7対0」!?  へなへなへな〜〜〜!  横浜ベイスターズが1998年に優勝したときも、そうだったけど、今年の阪 神タイガースは、完全に優勝するチームのセオリーを演じている。  優勝するチームと対戦した相手は、必ず自滅する。負けていても、相手がエラ ーしてくれる。先制点を取れば、必ず追加点が出る。劇的なホームランが出る。 日替わりでヒーローが変わる。  そのすべての逆が、わが横浜ベイスターズだ。  今年、阪神が優勝すれば、また阪神は10年間は、Bクラスの球団になってく れるから、早く優勝してしまってくれ。  あまりにも脱力して、『桃太郎電鉄12(仮)〜地方編』のテスト・プレイ。  意のままにならない野球より、意のままになる『桃太郎電鉄』のほうが楽しい。  午後6時。『桃太郎電鉄12(仮)〜地方編』は、いよいよ60年目に突入。  今回のテスト・プレイでの次へのテーマ探しのひとつは、圧勝しているプレイ ヤーにとっての目標と楽しみを考えること。  今回の『桃太郎電鉄12(仮)〜地方編』が、弱者対策が完備しすぎてしまった ので、次は強い人にも、喜びを。  だから今回は、わざと負けたりせずに、徹底的に勝つやり方でテスト・プレイ。  となると、60年目にして、毎年の収益額は、2300億円。  総資産は、4兆478億円だ。  持ち金は、1兆8277億円。  すごいでしょ。  午後7時。娘を連れて、新宿伊勢丹へ。  伊勢丹の呉服売り場には、嫁と、菅沼真理(通称:すがねまチャン)さん。  伊勢丹のレストランは日曜日なので、どこも満員。  4人で、伊勢丹の近くのとんかつの「王ろじ」へ。

 ときどき、このソースの匂いが無性に恋しくなる。  若い頃なら、ここの特製ソースにご飯だけで、晩飯でも平気だったろうなあ。  きょうは母の日なので、親子4人で水入らず。  おっとっと。すがねまチャンをうちの子と数えてしまっているぞ。  そんな大きな子はいませんがな。  午後8時。帰宅。  NHK『武蔵MUSASHI』を観る。  きょうはとうとう主演の市川新之助さんが出ているシーンは、5分間もなかっ たぞ。ビデオに録ってあるから、計測してもいいぞ。  先週もほとんど出ていなかった。  まさか舞台出演のために、出番を少なくしましたってわけじゃないだろうな。  ちょっと視聴者を舐めた演出ですなあ。  こんなこと『週刊少年ジャンプ』でやったら、アンケート1位から、あっとい う間に10位以下に落ちますぞ。  市川新之助さんの宮本武蔵自体は、非常にいいと思っているだけに、なんとも 釈然としない。  午後9時。さらに、『桃太郎電鉄12(仮)〜地方編』のテスト・プレイ。  いいかげん、目がしょぼしょぼ。  新聞を読むと、文字が二重に見える。  首はぱりんぱりん。  やっぱりゲームは、身体によくないですよ。ははは。  全駅踏破まで…ほげほげ。  赤マスでも、へっちゃら…ほげほげ。  やばい、やばい…。  へばってくると、どんどん内容をバラしてしまいそうだ。

 

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