1月25日(土)

 午後12時。家族3人で、代官山の「トムズ・サンドイッチ」へ。
 ベーコン&レタスにコーヒー。
 どうも行くお店、行くお店、で、食べたいメニューがひとつに絞られていって、
お店に行きたいのではなく、そのメニューを食べに行っているような感じだ。

 午後2時。佐藤志靖さんの美容室『レ・ザンジュ』へ。  ローテーションからすると、早い間隔。  来週、また四国に行くのと、きょうは2年ぶりの「笑止会」を開催するため。 「笑止会」というのは、私が言い出しっぺで始めた異業種交流会だ。  ビンゴゲームがあるわけでなく、音楽も流さず、ひとりずつのスピーチがある でなく、ただひたすら人が人を呼んで、話し合う会。  気が合う人を見つけていっしょに仕事をするようになってもいいし、ただの飲 み仲間を増やすでもいいし、創作活動の刺激を受けるだけでもいい。  ただし、自分から話し掛けないと、まったく利用価値のない会だ。  年齢差も、上は55歳、下は22歳。その差、30歳以上!  午後7時。渋谷東急イン4Fにて、「笑止会」を開催。  どんな会だったかは、集まってくれた人たちの名前を挙げるだけで、その雰囲 気の一端がわかってもらえると思う。

 順不同、敬称略。(  )内は、代表作品。 ・伊東正義(ムサシノ広告) ・小林千尋(ジニアス・ソノリティ) ・川本昌之(ジニアス・ソノリティ) ・野安ゆきお(ゲームライター) ・宮路一昭(ギタリスト、『桃鉄』作曲家) ・菊池晃弘(漫画家。『メカッピキポチ丸』) ・柴尾英令(ゲーム作家、『レガイア伝説』、『桃太郎電鉄11』) ・なかむら治彦(4コマ漫画家) ・とみさわ昭仁(ゲームシナリオライター、『ポケモンルビー&サファイア』) ・菅沼真理(WEBデザイナー) ・南澤新樹(インデックス) ・樋口由美子(インデックス) ・福本岳史(放送作家) ・杉沢義文(テンユウ取締役プロデューサー) ・高田直幸(松下電器) ・コイズミリュウジ(ストロウ・ドッグス『少年サンデー・青春学園』) ・石川キンテツ(ストロウ・ドッグス『少年サンデー・青春学園』) ・田宮史郎(カメラマン) ・山田光隆(総合学園ヒューマン・アカデミー大阪校、ACS学務担当) ・柿添尚弘(ソニー・コンピュータ・エンタテインメント) ・鳴門金時(ライター) ・岸本好弘(コーエー) ・門谷祥子(ナムコ) ・中野渡昌平(ナムコ) ・浜崎達也(小説家。『.hack』) ・眞島真太郎(アルテピアッツァ/CGイラストレーター) ・杉村幸子(アルテピアッツァ/ゲームシナリオライター) ・鵜飼泰隆(ポニーキャニオン) ・岡本吉起(カプコン専務取締役) ・岩崎摂(漫画家) ・酒井秀樹(FMマリノ社長) ・宮岡寛(クレアテック社長) ・岩崎誠(読売広告) ・今村良樹(放送作家、元ずうとるび) ・いしぜきひでゆき(漫画原作者) ・石関はるみ(いしぜき奥様) ・石川亨(ヤングサンデー編集部) ・鴻池元良(読売広告) ・武田学(ぴっころ) ・小倉一彦(朝日新聞) ・くぬぎふみたか(トミー) ・江口貴博(プロスペック) ・大島誠(小学館) ・神谷明(声優) ・榎本充希子(声優) ・佐藤志靖(美容師) ・日高和彦(プロボクサー) ・木村真人(ポニーキャニオン) ・高瀬美恵(小説家) ・池毅(作曲家) ・桝田省治(ゲーム作家。『俺の屍を越えてゆけ』) ・梅津実(鍼灸・カイロ治療師) ・友清哲(ライター) ・梶研吾(萬画原作家&映画プロデューサー) ・松村靖(スクウェア) ・野呂エイシロウ(放送作家) ・牧巌(TBS編成部長) ・斎藤清貴(カメラマン) ・井沢寛(漫画原作者・『少年ジャンプ・じゃんぷる』) ・とがしやすたか(漫画家。『青春くん』) ・土居孝幸(イラストレーター) ・成沢大輔(『ダビスタ』伝道師) ・いしかわじゅん(漫画家、NHK『BS夜話』) ・堀井雄二(ゲーム作家、『ドラゴンクエスト』) ・平根昭彦(シナプス:アニメ企画・プロデュース) ・長坂秀佳(脚本家) ・佐々木晃(イラストレーター) ・高木さん(佐々木晃さんの事務所の人) ・浦沢義雄(脚本家) ・遠藤雅伸(ゲーム作家、『ゼビウス』) ・三木裕明(アイ・エム・ジェイ) ・岩佐陽一(フリー編集者&テレビプロデューサー) ・田中寧(新潮社編集) ・陳 梅(チン・メイさん、江口貴博くんの奥さん) ・水島由紀子(スタイリスト) ・柿沢未途(かきざわみと・東京都議会議員)  という集まりだ!  もう、わけわかんないでしょ?  私、嫁、うちの娘、受付をやってくれた娘の学校の先輩・大川靖之くんを加え ると、なんと総勢80名!  インフルエンザや仕事の都合で当日キャンセルが3人ほど出たものの、過去最 大人数の集会になってしまった!

--『笑止会2003』の画像はこちら↑をクリック!

 メンバーのいちばん最後に登場した柿沢未途くんの「東京都議会議員」という 肩書きはギャグではなく、本当に現職の都議会議員さん。若干32歳!  すぎやまこういち先生に紹介していただいたんだけど、中学から高校にかけ て、私が執筆していた『月刊OUT』という雑誌のファンだったというので、と にかく来れるかどうかもわからなかったけど、声をかけてみた。  日頃、私のことを勝手に「お忙しいと思ったので声をかけませんでした!」と 言いわけをする人を罵っている私だから、有言実行してみた。  通じるもんである。  柿沢未途くん、私、堀井雄二、岩崎摂と、『月刊OUT』の主力執筆陣を目の 前にして、昂奮する。  その昂奮している脇で、みんなが「ええっ? 都議会議員? ベルギー生まれ で、東京大学卒で、都議会議員で『月刊OUT』のファン? 変な人だなあ!」 と驚く。  でも、柿沢未途くん、声優の神谷明さん、プロボクサーの日高和彦くんが、い っしょの席で談笑する宴会は、「笑止会」ならではでしょ?  日高和彦くんは、思い切り『キン肉マン』の消しゴムを集めていた世代だから、 もう神谷明さんに会えて、ずっと昂奮のしっぱなし。ずっと神谷明さんの後を恥 ずかしそうについていく日高和彦くん、かわいい。  神谷明さんも「プロボクサーの人と会うことなんて初めてだから、うれしいで すねえ!」と、喜んでいただけたようだ。  放送作家の今村良樹くんが、20数年前、池毅(いけたけし)さんといっしょ に仕事をしていたことがあって、ひさしぶりに会えて、喜んでもらえたり、あち こちで、実はボクたち、知り合いなんですよ、こんなところで会えるなんて!の 連続。  本家・ばったり病の私としても、忘れずひとつ話題を提供。  以前、インタビュ―に来てくださった小倉一彦さんが、なんと杉並区上井草の 私の実家から、200メートル先の郵便局の家の人だったことが判明。  当然、おなじ学区域なことから、小倉一彦さんが小学校1年のときに、私が小 学校6年。小学校、中学校、共に、私の後輩ということになる。さらにそのもっ と後輩が、蔵人総合研究所の赤根豊くんになる。  しばらく、小倉一彦さんとご近所話。  私の実家のおもちゃ屋さんの屋号まで覚えているんだもん、小倉一彦さん。  逆に小倉一彦さんの家の隣りのお米屋さんの石塚くんは、私の同級生といった 具合。何のことはない地元商店街の会話だ。  午後9時。二次会は、渋谷で二手に分かれて、「素材屋」、TUTAYA8F 「ぷん楽」で開催。  三次会は、適当にバラけて、あちこちで開催。  私と嫁は、「ぷん楽」に合流。  午前1時30分。帰宅。  昂奮が冷めず、さすがの私も寝付けない。  今回、私はな〜んもしてなくて、楽チンだったのになあ。  会場は、日本一の大雑把男・伊東正義が選んでくれたし、うちの嫁が全員にメ ールして、メンバー表まで作り、80名全員の名札をテプラして、二次会の地図 まで作成した。ほとんどこの会は実は、嫁が開催したようなものだ。  うちの娘と、大川靖之くんが受け付けを担当。  本来、私があちこち飛び回って、人と人を紹介しまくらないといけないんだけ ど、きょうはみなさん大人の方たちなので、勝手に初対面同士でも名乗りあって しゃべってくれる。  おかげで、私は会場の隅っこで、ひさびさに桝田省治(ますだしょうじ)とゆ っくりしゃべることができた。  桝田省治(ますだしょうじ)がいなかったら、『桃太郎伝説』も『桃太郎電鉄』 もなかったからね。桝田省治はちょうど今の柴尾英令くん役だった。  むしろ、二次会、三次会のほうがしゃべりっぱなしになって、唇がいまもぷる ぷるしてる…。

 
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