6月30日(日)

 午前中、新作iモード・ゲームの手直し作業。

 午前11時30分。渋谷に出て、「HMV」に、「ブックファースト」。
「HMV」で『ガメラ』のボックス・セットを新・旧、2種類買ったけど、マニ
ア向けの商品は値段高いねえ。
 2万4800円に、2万2000円!
 合計4万円6800円。
 9枚入りに、フィギュア付きだから、割安なのかもしれないけど、14型テレ
ビが買えちゃうよ。
 というよりも、テレビが本当に安くなっている。
 昔は必ず新しいテレビを買うときは、古いテレビを誰かが欲しがったものだ
が、とうとうお金を払って引き取ってもらう時代になってしまった。

「ブックファースト」で、今朝、朝日新聞の広告に載っていた本を探すけど、な
い。講談社が広告欄に出した本が、目立つところにないなんて、まだ本の出版点
数は過剰なんだねえ。
 書店員さんが必死になって探してくれて、奥のほうから持って来てくれた。
 すでに4刷になっているヒット作が手に入らないなんて、システム的にも、出
版界はもう、日本政府よりも、構造改革が必要だなあ。
 シネコンを見習って、こんなビルを神保町や、新宿、渋谷に作ってほしい。

  1F・小学館の本
  2F・集英社の本
  3F・講談社の本
  4F・文春の本
  5F・新潮社の本
  6F・岩波書店の本
  7F・角川書店の本
  8F・その他の出版社の本

 売上げ部数によって、フロアが1階に近づいて行くっていうの、いいと思わな
い? どの出版社が、どんな本を作っているのかもよくわかるし。あと在庫は半
日で届くこと。
 こういうことでもしないと、活性化されないよ。

 で、やっと買った本の題名は『誰かに教えたくなる社名の由来』(本間之英・
講談社)。なぜトヨダ自動車になるはずだったのに、トヨタ自動車になったの
か?とか、アート引越しセンターが、電話帳のいちばん最初に載りたかったから
つけたという有名な話などがたくさん載っている。
 けっこう、おもしろい。

 雑誌の『TITLE』も探せず、書店員さんに聞いた。
 本も雑誌も多すぎる。

 荷物が増えすぎたので、「ブック・ファースト」1Fの喫茶店「マ・メゾン」
でへたばる。

 午後2時30分。帰宅。
 新作iモード・ゲームの手直し作業の続き。

 午後3時30分。引き続き、『桃鉄研究所』の再開第1回目の原稿を仕上げ
て、嫁のほうに送る。
 ほぼ2年ぶりの再開なんだねえ。
 月日のたつのは早いものだ。

 午後6時。嫁と、麻布十番の「たき下」へ。
 もちろん、菅沼真理(通称:すがねまチャン)さんもいっしょ。麻布十番だか
らね。
 日頃、超満員の「たき下」だけど、もさすがにご主人も「サッカーの試合の日
は、まったくお客さんが来ませんよ!」と、ほぼあきらめ顔。
 そんな日に、一品、一品に「も〜、おいしい!」「まあ、何なのこのおいしさ
は〜!」と歓喜の声をあげる、すがねまチャンに、「たき下」のご主人も笑顔。
 お店にとっては、いいお客さんだよなあ。
 それでも、じょじょにお客さんが増えて来た「たき下」は、たいした実力だ

 午後8時。サッカーの時間に合わせて、帰宅。
 近所のサッカー・カフェ「TRICO(トリコ)」には、人が集まり始めてい
たけど、スターバックス・コーヒーは、さすがに、がらんがらん。
 W杯期間中の業種別収支決算を知りたいよ。  試合を見ずに、都内各所を取材しまくるほうが、おもしろかったかも。  しかし、NHKはW杯期間中、『利家とまつ』の時間帯をズラしてまで放映を 続けていたけど、さすがに「本能寺の変」の回が、W杯決勝とぶつかっては、ま ったく話題にしてもらえないと思ったのか、来週に延期した。  私の読みとしては、W杯を見るお客さんに「来週の『利家とまつ』は、本能寺 の変ですよ〜!と連呼するための延期と思っていたけど、そうではなかったみた いだね!  W杯決勝「ドイツ×ブラジル」は、もっと大波乱があるかと思ったけど、ブラ ジルのスピードと、ドイツの不運が目立った、順当な点数の試合になっちゃった ねえ!  W杯とか、日本シリーズとか、最高レベルが戦い合うと、最後はラッキーマン がいたほうが勝つだけだね。  今回は、それがロナウドだったというだけだね。  明日からの世間がどういう風に変わって行くのかが楽しみ。  お笑い芸人が、今回のW杯の物まねとか、ギャグにどう盛り込んで行くのが楽 しみだ。すでにW杯期間中に、ウド鈴木が、「ロナウド鈴木」のギャグをやって いたのが、笑えた。芸人はこうでなきゃ!
 

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