10月31日(水)

 午前11時30分。嫁と、明治通り沿いの広尾一丁目の和菓子屋さん
「匠庵(しょうあん)」へ。
 このお店は和菓子も美味しいのだが、ランチも美味しい。
 栗赤飯ランチ、950円。
 このランチは、2年越しの念願だ。  去年思い出して来たときには、栗の時期が過ぎていた。  野菜たっぷり味噌汁に、冷奴、青大豆と昆布の和え物、アーモンドきび なごに、デザートとして、和菓子を一品選べる豪華版。  美味しい。実に美味しい。  栗の量が多くもなく、少なくもなく、お赤飯が薄味で、お赤飯特有の くどさがない。  この栗赤飯ランチは、11月中旬ぐらいまでの予定らしいので、お早め に! 季節が変わると、また新しいメニューも楽しみなんだけどね。  食後、嫁が恵比寿西2丁目の雑貨屋さんに行ってみたいというので、散 歩がてらでかける。  恵比寿駅前を通って、渋谷方向へ。  目的地の住所だと、この坂を登った先だ。  おお! おお!? なだらかなわりに、きつい坂だなあ!  まったく足が前にでなくなるような重力だ。  しんどいなあ。  何度か立ち止まって、深呼吸しては、登る。  午後12時30分。ようやく目的地に着く。  ええ? あれ? ここは!  何だ。代官山じゃないか! 私がよく行くケーキ屋さん「キルフェボン」 から30メートルぐらいのところだぞ。  最寄駅を、恵比寿駅から徒歩8分なんて、書くなよなあ。  代官山駅から徒歩5分のほうが正しいし、坂がなくて、楽じゃないか!  もはや足がもつれて、嫁がお目当ての雑貨屋さんに入ると、ひっくり返 って、ひと騒動起こしてしみそうなので、外で待って、近くのパイのお店 「ママタルト」に入る。
 私は、パイ生地の食べ物がさほど好きではないのだが、ここのキャラメ ル・バナナパイは絶品。こってり甘くて、デブまっしぐら!の味ですぞ。  午後3時。自宅近くの佐藤志靖さんの美容室『レ・ザンジュ』へ。  旅行ばかりしているいので、旅の合間にあわてて、美容室に駆け込んで いるイメージだ。  午後6時。自宅にて、珍品を食す。  話は2日前、京都のラーメン屋さん「天天有(てんてんゆう)」での 柴尾英令くんとの会話。 「柴尾くんさあ! 博多ラーメンのおつゆに喜多方ラーメンの太い麺を入 れて食べたら、美味しいと思わない?」 「喜多方の麺じゃ、太すぎて、麺にスープが絡みすぎると思いますね!」 「そうかねえ。けっこういけると思うんだけどね」 「僕は、細麺が好きですねえ!」  この会話をきょう思い出し、代官山のスーパーで、博多ラーメンと、喜 多方ラーメンの両方を買って来た。押さえに、博多ラーメンに付き物の紅 しょうがを探すが、無い。代官山のスーパーは高級志向だから無いのかな。 仕方なく、喜多方ラーメン寄りのメンマを選ぶ。  で、家族3人で、喜多方ラーメンの麺で、博多ラーメンのスープで、食 べてみた!
 うまい! 実にうまいっ!  これは行けるよ!  博多ラーメンに対する物足りなさが、解消できたぞ!  …と思えるくらい、美味しいよ!  誰か、試してみて!  単に私の好きなスープと、麺をふたつ合わせただけで、うれしいだけかも しれないから。  私はこれを「喜多多ラーメン」と命名しちゃうよ。 「喜」に、「多い」がふたつも並んで、いい名前でしょ。  喜多方+博多ラーメン、世紀の合体だよ。  ラーメン屋さん始めようかなあ!    そんなことを考えながら、食後、iモード・ゲームのまとめ。  ついにクイズ問題は、300問を突破しましたぞ!  システムも完了。いつでもゲーム化、OKでござる。
 

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