2月8日(火)


 朝から、京都合宿で出たアイデアをまとめる作業。
 わずか2泊3日の会議だけれど、通常の3か月分以上の密度の濃
さだっただけに、まとめあげるのも大変な作業。
 案の定、いくつかおもしろいアイデアを書き漏らしてしまった。

 午前11時。放送作家の放送作家の福本岳史くんが来る。
 毎日このふくよかな顔見てるなあ!
 明日もいっしょだぞ。

 ハドソン桃太郎事業部の梶野竜太郎くんが来る。
『桃太郎まつり(仮)』の打ち合わせ。
 その他、もろもろ今後の広告関係の話やら、再来年のゲームの話
とか(鬼も笑いようがない)…。

 午後12時。そのままのメンバーで、赤坂見附の「皆美(みなみ)」
で食事。
 鯛めしと、ウナギまぶし御膳に、福本岳史くん、興奮する。
「このお店、吉野紗香ちゃん連れてきたら、よろこぶだろうなあ!」
「よろこぶだけだけどな!」

 午後1時。喫茶店「コヒアアラビカ」で、コーヒー。
 さすがにきょうはここの2000円コーヒーはやめる。
 いつか福ちゃんがおごってくれる日を待とう!

 午後2時。梶野くん、福ちゃんと別れて、嫁と私は渋谷東急百貨
店本店へ。コンサートのチケットを受け取ったり、ズボンを取りに
行ったり、やっぱり私の足に合う靴がなかったり、大量に本を買い
込んだり。

 午後3時。帰宅。
 並びの喫茶店「らぴす」さんで、コーヒーを飲んで、いざお仕事。
 最近ここのコーヒーを飲んで、気合入れてから仕事を始めるパタ
ーンが多い。
 新作『桃太郎電鉄』のアイデア出しと、たまっているアイデアを
まとめる作業。

 午後5時。「蔵人総合研究所」の赤根豊くんが来る。
 会社の決算の話や、契約書の話やら、資産運用の話やら、ちっと
もわからない話ばかり。
 
 赤根豊くんは、一生懸命「有限会社を株式会社にすると、これだ
けお得ですよ!」と力説するのだけれど、私はとにかくそういうわ
ずらわしいことはいやぢゃ!の一点張り。
 おいしい物がいただければ、それでいい。
 旅行ができれば、それでいい。
 夢は枯野をかけめぐるだ。

 それにしても、赤根豊くんがいる間、何本電話が入ったことだろ
う。10本じゃきかないなあ。
 面倒な話が電話で中断するたびに、さらにわからなくなっていく。
 私は聖徳太子ではない。

 午後7時30分。赤根豊くんと家族3人で西麻布の和食料理のお
店「内儀屋(かみや)」に行く。

 午後8時30分。お店を出るころには、外は粉雪舞い散るゲレン
デみたいな天気。運良くタクシーがみつかったので、さっさと帰る。

 午後9時。帰宅。
 たまってる『ほんのチョイ係』と『桃鉄研究所』を少しずつ始め
る。中座した『さくま式人生ゲーム2(仮)』のメッセージもやらな
いといけない。
 あわてず急がずに、ひとつひとつだ。
 

-(c)2000/SAKUMA-